今だからこそCDウォークマンD-NE241 でMP3を聴こう

■　イマドキのＣＤウォークマンって？



ソニーが、カセット式ウォークマンの製造を終了したそうです。終了の年月は、今年（２０１０年）の４月だったそうですが、それを発表をしたのは１０月になってから。

どうして、半年も過ぎてから発表をしたのか。こうした疑問以前に、「生産を終了した」ことが話題にすら上らなかったことの方が、「今」を表している気がします。自分としては、「カセットウォークマンをまだ作っていたんだね。」という驚きのほうが大きかったです。


歩きながら聴く音楽プレーヤーの、現在の主流は、MP3やAACなどの圧縮音源です。

ipad
MP3プレイヤー
A/S/Eシリーズウォークマン（メモリ型）

これらの、ポータブルオーディオプレーヤーと呼ばれる、小型機器に書き込んだ音楽データを聴くのです。


そんな中にあって、ソニーはＣＤウォークマンの最新作を販売します。
これですね（ブラック）↓



いまさら、ＣＤを持ち歩く必要性があるかどうか、不思議に思っているのですが、意外に需要があるようなのです。なぜかと思っていたら、理由は単純でした。

ＣＤウォークマンは価格が安い


ＣＤは、音楽の音源がダイレクトに再生されます。長い期間に渡って開発を繰り返してきた試行錯誤の積み重ねもあります。つまり、価格の割りに音質が良いのです。

ポータブルオーディオプレーヤーは、まだまだ新しい技術です。音の良し悪しは、価格の高さにかなり比例します。１０００円未満で買えるオモチャから、２万円以上もする本格的なプレーヤーまで、種類はさまざま。ですが音で選ぶなら、おのずと高額なプレーヤーを買わないといけません。


「音と価格の違い」のほかに、「単純さ」も挙げられます。


オーディオプレーヤーは、パソコンが無ければ役に立ちません。音楽サイトからダウンロードするにせよ、ＣＤからコピーするにせよ、パソコンの専用ソフトが必要です。ソフトの操作もやや複雑です。これらを総合すると、ＰＣが苦手だと思っている人は、購入をタメラウものと思われます。

一方のＣＤプレーヤーは、ＣＤを入れるだけ。カチッと入れて、スイッチを押すだけで、音楽を聴くことができます。いたってシンプルです。カンタンな説明書さえあれば、誰でも使えます。


こうして比較してみると、ＣＤプレーヤーも悪くはありません。
いまだに売れている謎が解けた。そんな気がします。


このウォークマンは、ＣＤ専用です。しかし、普通のＣＤ音源ばかりでなく、パソコンで記録したＭＰ３の音源も聴けるようになっています。これはうれしいですね。ＰＣの中に眠っているＭＰ３の音楽を、まとめてＣＤに焼きましょう。

すこし野暮ったい大きさですが、これはこれで味があります。


ホワイトもありますよ

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